涙道内視鏡手術

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当院では、クリニックでは珍しい涙道(るいどう)内視鏡手術を行っています。この治療法について聞いたことのない方も多いと思いますので、対応疾患や手術の内容などをご説明いたします。涙道内視鏡手術は日帰りで受けられます。

涙道内視鏡手術とは

涙目を治す手術です

涙道内視鏡手術を簡単に言うと、涙目を治す治療です。
涙はまぶたにある涙腺という部位でつくられ、眼の表面を潤した後、目頭にある涙点という排水口から涙道を通り、鼻の方に流れていきます。しかし、この涙道が加齢に伴って詰まってしまうと、目に涙がたまりやすくなってしまいます。涙道内視鏡手術により涙道を広げることで、涙を流れやすくし、涙目を解消します。

一般的に大学病院レベルの医療機関でしか行っていない手術です

涙道内視鏡の手術に必要な医療機器は大学病院レベルの医療機関にしか備わっておらず、クリニックで行っているところはとても少ない状況です。
当院では患者さまのさまざまな目の悩みに応えたいと機器を導入しました。現在、院長と涙道内視鏡手術を得意とする医師の2人体制で手術を行っています。

涙目の症状や不具合

涙が慢性的に目にたまることで、下記のような症状や不具合が起こります。お困りの方は、一度当院にご相談ください。

  • いつも目に不快感がある
  • 涙で視界がぼやける
  • 目ヤニがよくたまる
  • 涙をよく拭かないといけないので、目じりが切れてしまう
  • ハンカチを手放せない

手術の内容

1、涙道内視鏡を挿入し、涙道の中を確認

眼に麻酔を行った後、直径1㎜ほどの涙道内視鏡を涙点から挿入します。涙道の中を内視鏡で観察しながら閉塞している部位やその状態を確認していきます。

2、閉塞部位を広げ、シリコンチューブを挿入

閉塞部位を見つけたら、涙道内視鏡で詰まりを広げていきます。その後、広げた状態を維持するためにシリコンでできたチューブを入れます。手術時間は20分程度です。

3、アフターケア

手術後は週に1回、涙道を洗浄するために通院していただきます。チューブは約3ヵ月後に抜き取ります。